しぐれ坂大喜利クラブ

君は「しぐれ坂大喜利クラブ」を知っているか?

 

今年4月に大喜利の進化・深化を追求する有志数名によって設立されたこのクラブは、「大喜利の面白さ」でクラブ内の役職を決定するという前代未聞にシビアなシステムを採用した結果、発足からわずか半年で全国区へその名を轟かせるに至った新進気鋭の大喜利集団である。

彼らの探求する笑いは提示されたお題にただ回答するという従来の大喜利から脱却し、おもしろという名の大海に漂うクラゲのごとく観念的かつ形而上的な域に達している。

そのあまりに先鋭(前衛)的なスタイルに当初は批判も寄せられたが、「笑いとはグルメのようなもの。享受する側にも一定の素養が求められる」とはグループのリーダー、サノケンタロウ氏の言である。初心者や素人をあえて切り捨て、一直線に笑いの高みを目指したストイックな精神の賜物が現在の功績と言えるのかもしれない。

 

この2017年、大喜利界に琥珀のごとき一石を投じたしぐれ坂大喜利クラブ。これからの大喜利界を、いやともすればお笑い界をも牽引していくであろう実力を持った彼らからは今後も目を離せない。

 

さて、当誌では特別に、しぐれ坂大喜利クラブのトップメンバーたちの大喜利を掲載する許可を得ることができた。今まで黙っていたが、何を隠そう実は筆者とリーダーのサノ氏は古くからの友人。普段はメディアへの出演依頼をことごとく断っている彼らだが、今回はそんなコネもあっての特例である。いわゆる友情出演だな(笑)。

さあ、前置きはここまでにして早速ご覧いただこう。一読すれば膝を打ち、舌を巻き、目からうろこが落ち、へそで茶を沸かすびっくり人間になっていること請け合い。これが大喜利の、笑いの到達点だ!!

                         (「CaCa大笑」1月号より抜粋)