友情航海

〜追いつけないメリーゴーランドあるいは雨降りのローラーコースター〜

檜原村に行きませんでした

今日は、島しょ部を除いた東京都で唯一の村である檜原村に行こうと思ったのですが、途中で気が変わってやめたのでその様子をお伝えしようと思います。

 

 

●そもそも檜原村ってどんなところなの?

 

Wikipediaによると、

 

檜原村(ひのはらむら)は、東京都の多摩地域西部にある村である。島嶼部(とうしょぶ)を除いた東京都の本州における唯一の村。あきる野市への通勤率は15.5%(平成22年国勢調査)。「桧原村」と書くこともある。

 

とありました。

 

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東京都の中では上の場所に位置します。

 

詳しいことはこのウィキペディアか公式ホームページをご覧いただきたいのですが、特筆すべきは人口と面積。面積は105.41kmと東京都の市区町村の中で3番目に広いにもかかわらず、人口は2249人(2017年12月1日現在)と、本州の市区町村の中では最下位です。人口密度は約21人/㎢で、調べてみたところソロモン諸島と大体同じでした。諸島とは。

 

あと、こちらもウィキペディアからの抜粋になるのですが、

 

村民の普段の買い物は、地元の雑貨店・酒店などの商店ですますことが多い。また、日用品を車で売りに来る行商もいる。村内にコンビニエンスストアはない。スーパーマーケットもなかったが、村内の商店が減少していることから、2016年7月に第三セクターの運営のミニスーパーが開業した。 

 

 

今日び東京都内でコンビニがないなんてことあります?都会では十数歩おきぐらいにコンビニがあるというのに。スーパーができたのも最近だし、思った以上に「村」感がすごい。

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さて、わずかですが前情報も得たところで、早速現地に向かいましょう。

 

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というわけで自宅の最寄駅にやってきました。

私の住んでいる所から檜原村までは、この駅からローカル線(1時間に2、3本しか来ない)に乗って拝島駅で武蔵五日市線という路線(1時間に2、3本しか来ない)に乗り換え、終点の武蔵五日市駅からバスに乗る(1時間に1本あるかないか)というルートなのですが、もうこれを調べた時点でだいぶ行く気は削がれています。

さらに直前に1時間に2本の電車を逃したばかりなので、気分はすっかり盛り下がってしまいました。ただ、前情報の伏線を回収しなければならないような義務感を感じながら、木枯らしの吹きすさぶ中電車を待ち続けます。

 

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JR駅にある自販機って、暖かい飲み物のアイコンが「炎」なんですけどこれってどうなんですか?寒い中待たされているせいでどうでもいいことにも腹が立ってきます。

 

 

 

およそ30分後、ようやく電車がやってきました。

 

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ちなみにこの電車はボタンでドアを開閉するタイプです。

 

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電車みたいな巨大な構造物の外壁に人が押せるボタンがあるのってワクワクしますよね。 

 

 20分ほど電車に揺られ、拝島駅に到着。

 

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ちょうど1時間に2本の電車が来ていました。ラッキー。

 

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ここからこの武蔵五日市線に乗り換えればいいのですが、この時点で完全に心が折れました。すいません。本当は別にラッキーとも思ってないし。

 

タイミングよく電車も来ていたので乗ってしまえばよかったのかもしれませんが、なんかここに来て「檜原村って何?」「というか、平日の昼間から檜原村に行こうとしてる俺って何?」という初歩的な疑問に立ち返ってしまい、そもそも銀行に6000円しか残高がないこのタイミングでそれなりの交通費をかけて檜原村に行くのって本当に意味がわからないということに気付き、すっかり気分が冷めてしまったのでした。

 

だいたい、この「檜原村に行く」という計画自体、何の目標もやりがいもない空虚な毎日を送っている自分自身にこのままではまずいと無理やり課したレクリエーションのようなものなので本当に行きたかったのかと言われるとかなり怪しいし、じゃあ何がしたいのかと問われてもやりたいことなんてなく、そもそも自分に今後の人生について色々言ってくる連中は単に説教がしたいだけであって本当は俺のことなんてどうでもいいと思っているのだし、そういう奴らの元に相談をしに行ったとしてもチリ紙にもならないような綺麗事や根性論を延々聞かされるだけで帰りの交通費すら出してくれないということを俺はよく知っているので、誰にも頼らず、誰からも必要とされず、発情期のモグラに尻の穴を貸し続けて死んでいくんだろうななどと考えていたら帰りの電車が来たので乗り込みました。

 

 

このまま帰ってもよかったのですが、せっかく電車に乗ったことだし知らない町に行ってみようと思い、「金子」という駅で降りてみました。

 

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このような一般的な駅名のパネルだけでなく、下の写真のような少し強めに蹴ったら折れてしまいそうなのもあります。風情があっていいですね。

 

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自宅の最寄駅からも比較的近いこの「金子」ですが、一体どんな町なのでしょうか。早速探索してみましょう。

 

 

 

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何もない。

何もないし誰もいない。ゴーストタウン?

 

それこそ檜原村じゃないですが、マジでコンビニの一軒も見当たりません。もっとよく探せばあったのかもしれませんが、だんだん不安になってきたので早々に探索を打ち切り駅へと戻ります。

 

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駅舎のデザインがやたらモダンなのもよくわからない。

 

 

結局、この金子という町で仕入れたのは、駅前の掲示板に貼ってあった公文式のポスターから得た「野村萬斎の息子は何か企んでそうな顔をしている」という情報だけでした。

 

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シュッとした喪黒福造という感じがする。

 

 

 

家を出発してから約2時間(うち半分は電車の待ち時間)、再び最寄駅に帰ってきました。

 

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ここも結構へんぴな場所だとは思いますが、金子を見た後ではだいぶ都会に見えます。ファミマもあるし。

 

時刻は午後2時。まだ昼食を食べていないので結構お腹が空いています。そんな時は…

 

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リストランテパラディーゾこと、ステーキガストに限ります。

 

私はステーキガストに通いだしてからまだ日が浅いので間違ってたら言ってほしいんですけど、ステーキガストってメニューにもよるけどだいたい2000円以内でサラダとライスとカレーとパンとスープとデザートが食べ放題ってすごすぎませんか?企業がエイプリルフールにつくしょうもない嘘とかじゃなくて?本当にこんなのでやっていけるの?

 

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あと、こういうバイキング形式だと デザート→パン→カレー→デザート→メイン→サラダ みたいな感じでめちゃくちゃな順番で食べることができるのもいいですよね(絶対やらないけど)。

 

先日買った「黒塗怪談 笑う裂傷女」を読みながら料理がくるのを待ちます。

 

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「とある団地の前を通るたびに同級生の女子が壁に叩きつけられる映像が頭の中に浮かぶのだが、ある時を境に叩きつけられているのが口の下に大きな傷のある大人の女に変わっており、さらにその映像がフラッシュバックする場所がどんどん自宅に近づいている」という話を読んでいた時、料理が運ばれてきました。

 

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すごい。完璧。「全部」ある。

 

もちろん味も美味しくて、満足度120%、いや216%です。

これで1500円でお釣りがくるんですから、もう資本主義もめちゃくちゃですね。

 

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ステーキガスト最高!みなさんもお近くの店舗にぜひ足を運んでみてください!

 

 

 

ちなみに檜原村から一番近いステーキガスト福生熊川店です。