アイシング&バニシング

今日もお疲れさま。

 

ん?どうしたの?また落ち込んでるの?

 

もう、しょうがないなあ。

 

ほら、こっちおいで。慰めてあげるから。

 

んっ…よしよし、大丈夫、大丈夫。もう大丈夫だからね。

 

ここには、君をいじめるものは何にもないんだから。

 

安心して私に甘えてね。

 

で…今日はどうしたの?話せば少しは楽になるかもしれないし、よかったら…聞かせてくれる?

 

うん…

 

へえ…

 

そっかそっか。

 

それは辛かったね。よく一人で耐えてきたね。えらいえらい。

 

うーん…話を聞いてて思ったけど、私はそんなに自分を卑下することはないと思うけどなあ。

 

確かに、世の中にはいろんな分野で活躍してる人とか、若くして成功してる人もいる。

 

でも、君がそういう人たちに比べて劣ってるなんてことはないよ。

 

君には君だけの、他の人にはない良いところがいっぱいあるんだから。なんなら今からでも挙げられるよ。

 

だから心配することはないよ。周りの人も、みーんな君の良さに気づいてるんだよ。

 

え?それでも心配?もう、本当に君は自分に自信がないんだね…

 

じゃあ、こういうふうに考えてみようか。

 

世の中には、体が強い人とそうでない人とがいるよね。

 

生まれつき体が弱くてすぐ体調を崩してしまう人と、逆にちょっとやそっとのことでは病気にならない人。

 

もちろんどっちが良くてどっちが悪いなんていう話じゃない。だって、生まれもった体質の問題だから。そこに優劣をつけようとするのは差別だ。

 

でもそれは、体だけじゃなくて心も同じなんだよ。

 

生まれつき心が強い人とそうじゃない人がいる。

 

心が強い人は失敗を恐れることなく色んなことにチャレンジできるかもしれない。だけど、どっちのほうが立派っていう問題じゃないんだ。

 

生まれつき体の弱い人に向かって、健康なほうが立派なんだなんて言えないよね?

 

心もそれと同じ。

 

君がちょっぴり人より繊細で傷つきやすくても、それを恥じる必要なんて全くないんだよ。何をどれだけ苦しいと思うかは、人によって違うんだから。

 

だから…立派にならなきゃいけない、なんて思わなくてもいいんだよ。

 

他の人ができることができなくても、焦ることはない。君は君のペースで頑張ればいいんだから。

 

例えば、君は今日も生きることができたよね?それは他の人にとってはなんでもないことかもしれないけど、君にとっては大変な重労働かもしれない。

 

なのに、今日も一日生きられた君はとっても偉いんだよ。

 

そう、いいこいいこ。よく頑張ったね。

 

君は生きてるだけで十分なんだから、無理して難しいことに挑む必要はないし、他の人たちに劣等感を抱くこともないんだよ。

 

だって君は、もう十分頑張ってるんだから。

 

何も心配しなくていいよ。私がそばにいるよ。そばにいて、君がすることを何でも応援してあげる。

 

それじゃあ今日はどうする?お風呂は…もういい?そうだよね、もう疲れちゃったもんね。

 

じゃあ一緒に寝ようか。布団は敷いてあるから、横になって。そう、上手上手。君は頑張り屋さんだね。

 

大丈夫、何があっても私が守ってあげるから。

 

だから安心して。きっと何もかもうまくいくよ。

 

それじゃあ、今日も一日お疲れさま。おやすみなさい。